アンデス山脈のジャングル地帯でコカの葉の生産を担ってきた”Cocaleros”(コカレロス)
彼らからインスパイアされたのがコカレロ・デ・アルトゥーラだ。
コカレロ・デ・アルトゥーラを製造するボリビアの蒸留所は、
”悪魔の歯”という意味を持つデビルズ・トゥース山の麓、標高3,600mの都市ラパスにある。
世界で最も標高の高い蒸留所の一つで、その極寒の地で蒸留することで多くの利点が生まれるが、
その最たる事はアルコールの沸点が70℃ にまで下がる事だ。
ボタニカルと蒸留酒の反応が穏やかに進む事により繊細なフレーバーが引き立ち、より芳醇な香りが生まれる。
蒸留後、さらに最低30日間の熟成を経て蒸留酒を安定させ、
コルディエラ・レアル山脈の天然水で薄めることにより完璧な高みに到達する。
それこそがコカレロ・デ・アルトゥーラだ。